2018年2月アメリカの2日連続の大きな相場下落の影響を受け

日本市場もだだ下がり・・・

米ダウ工業株30種平均、史上最悪の下げ幅-一時1600ドル近く急落 – Bloomberg

 

日経平均暴落時の株素人の動き(筆者)を振り返ろう。

株を初めて約1ヶ月の ど がつく素人です。

 

悪夢は2日目までにしてほしい

日経平均下落1日目:2月5日

日経平均下落2日目:2月6日

 

相場を見極めず株を買っちゃう(下落1日目)

「絶好の買い時がキターーー!!」と楽天的に考え

タカラトミー(7867)と森六ホールディングス(4929)の株を100株購入。

 

タカラトミー 1650円×100=16万5000円

森六ホールディングス 3175円×100=31万7500円

 

この時点で株取引に使える現金が底をつく。

購入したのが下落1日目の相場の落ちきる前の10時頃

 

「こんなに下落するとは聞いてへん」と歯ぎしりをしながら耐えていると

市場の閉まる15時頃には若干株価が上昇気味になり安堵する。

 

相場の動きは1時間では読めない。暴落の予兆がある時は1日、2日と様子見推奨。

 

 

保有銘柄の損益が-7万円(下落2日目8時)

アメリカのダウが2日連続で大幅下落のニュースを朝知る。

 

「アメリカの利上げの影響は昨日だけやと思ったけど今日もか・・・」

などと知ったかぶりをして冷静を装う。

 

保有銘柄の損益を8時頃確認するとマイナス7万円を超えている。

「こいつはやべえ」

「なぜ、俺が株を買ったら値が上がり、俺が株を始めた途端に市場が暴落するんや!」

 

 

保有していた他金融商品元本割れのオンパレード

株のみで構成していた投資信託も元本が割れ

Wealthnaviも1日で4万円ほど下落しトータルでマイナスに転落

投資信託は解約してお金が振り込まれるまでに3〜5日かかるので株と違って即日現金化が難しい

 

相場が悪くなっても長期で積み立ててね〜という商品なので解約はしたくないが、

確実に損をするとわかっているのに何もできないのは無力。

 

 

ダブルインバースを買う

日経平均が暴落した時逆の動きをするというダブルインバース、ベア型のETFを10株ずつ成り行き注文。

ギリギリの知識をフル活用。

なけなしの全額プッシュ。

 

ダブルインバースの内訳

TOPIXベア2倍ETF(1356):2554円×10=2万5690円

日経ダブルインバース(1357):1389円×10=1万3890円

日経平均ベア2倍(1360):3340円×10=3万3400円

大和225ダブルベア(1366):3625円×10=3万6250円

何がいいのか全然わからないのでリスク分散で4つ購入してみた。

 

ダブルインバースは焼け石に水

個人投資家の購入が殺到して始値がだいぶ高かったので終値との差額は微々たるもの。

終わり際に日経平均が少し上昇した影響もあって、終わり値の利益はトータル920円。

ダブルインバースの効果

20180206の結果

 

一時インバース株の利益が4000円を超えていた時もあったが日経平均が持ち直すならよしとしたい。

 

明日も日本市場は下落すると想定して、明日まで持ち越す。

ダブルインバース分損益が膨らみ、保有株もマイナスというのが最悪の事態。

めちゃくちゃなりそ〜〜(涙)

 

恐怖指数連動の国際のETFVIX中を購入する

VIXが一時38突破、15年8月以来の高水準-数年来の落ち着き失う – Bloomberg

投資家が恐怖するとの指数が上がる「恐怖指数(ボラティリティーインデックス:vix)」というのがあるらしい。

そのvixに連動したETFが 国際のETFVIX中(1561)

 

指数の仕組みがインバースほど簡素じゃないから手を出しにくかったけど

インバースでは焼け石に水だったので、どうにか損益を巻き返すために購入を決意。

国際VX中先がストップ高、投資家の不安感強まりVIX指数が急上昇//モーニングスター

 

 

初めての損切り

双日(2768)400株を338円で損切り(-8555円)して現金を捻出。

400×388=15万5200円

 

双日は好業績を発表するも思ったより伸びず、まだこれからという時に市場が暴落。

初めて買った株も双日だったので心が傷む。

タカラトミーと森六は決算が間近なのでわずかな希望にかけて保持!

 

損切りの意味を悟る

「損切りなんかしなくてもずっと持っていたらいいやん」と思っていた自分への解答を見つける。

1.損切りは下がり続ける相場と読んで一旦現金化して底値で買い直す時に有効。

損切りをしてもすぐに買い直すなら、ずっと持っているのと同じ。

 

2.損が発生している株を現金化して、他の有力な株を買う

有力かどうかは買ってみなくちゃわからない。

持ち続ける将来性と比較して。

 

3.損が発生している株を現金化して、市場暴落時ならインバースやvixを買う

現金が潤沢にあれば損切りをする必要はほぼないと思う。

現金が必要な時の緊急策として。

 

国際のETFVIX中(1561)を15420円で11株購入。

15420円×11=16万9620円

ここまで手を出してしまったら明日2月7日もvix指数が高い事を祈る。

そのためには日本時間6日23時半〜6時の間のアメリカ市場の反応が超大事。

「vix指数は必ず下がる」という格言があるようで(汗)

裏目裏目に出ないといいんだけど。

VIX短期先物指数(1552)との違いは正直わからんw

 

もし下落1日目に国際VX中先を買っていれば2日目は1株で3000円の利益になっていた。

下落1日目に タカラトミーと森六ホールディングスに48万円を使わず、国際VX中先を買っていれば・・・

48万÷1.2万×0.3万円=12万円

後悔先にたたず。

 

日経平均ボラティリティー・インデックスを知る

元祖ボラティリティーインデックス(vix)はシカゴ・オプション取引所(CBOE)が、S&P500を対象とするオプション取引のボラティリティを元に算出したもの。

日本用の恐怖指数も2つあって、VOLATILITY INDEX JAPAN (VXJ)日経平均ボラティリティーインデックス

vxjの方は即時性がないみたいで3〜4日前までのしか掲載されていない。

日経の方は市場時間に随時更新されていて、その指数と連動したETFがNN日経VIETN(2035)

 

先進国・新興国も含めて下落中で恐怖指数が高くなると予想するなら国際VX中先(1561)でもOK

日本の市場のみ下落中で恐怖指数が高くなると予想するならNN日経VIETN(2035)を買うのが適切。

 

勉強代高杉

今回の暴落の騒動で

投資信託は基本放置しかできない

インバースとvixの存在を知れた

損切りの意味も悟れた

現金まじ重要

アメリカの市場が空いている日本時間

とか色々わかったけど何十万もマイナスを出して知ることかいな(涙)

 

「ビギナーズラックは投資家の最大の不幸」という格言が本当ならば

「ビギナーズ不運は投資家の最大の幸福」となるのか

 

この騒動はまだ終わってない。

日経平均が微妙に回復して、手を出したインバースが暴落、vixも下落。

トータル損益がもっと増えちゃった〜ってのが最悪のシナリオ?

 

それともこのまま暴落が進んでインバースとvixはプラスだけど

保有株が下がりすぎて塩漬けサヨナラってのが最悪のシナリオ?

 

インバースとvixでプラス回収できて、個別株も持ち直してくれるのが最高のシナリオ。

ついでに投資信託とwealthnaviも元本回復!

頼んます〜。


お金の知識ゼロ男

自分だけの人生、今のままの安月給で十分と思っていた。好きな人を笑顔にするには金がいることに32歳で気づく。

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